東京都葛飾区柴又1-24-4

当院での治療例

当動物病院がこれまで経験してきた症例をご紹介します。

No.1内視鏡を使った異物の除去

ワンちゃんの胃から異物を取り除いたケーススタディです。
内視鏡を使い、胃の幽門に発見した異物を取り除きました。
取り除いた後は、異物があった場所に戻り、異常がないことを確認しました。

No.2消化器疾患:胃潰瘍

内視鏡検査所見 1. 食道-噴門部所見
粘膜面は逆流性の炎症を生じる

2.3. 幽門近くの胃粘膜部
大きな潰瘍部とポリープが存在。

4.5 幽門~二指腸部
幽門部は炎症を起こしており、十二指腸部はほぼ正常である。

バイオプシー検査より、異常な細胞は認められなかったため、
制酸剤と胃粘膜保護剤および食事療法で改善が認められた。
内視鏡検査所見(約1ヶ月半後) 7の写真は、胃体部のポリープの跡。

8の写真は、3の写真とほぼ似た部位で幽門を示している。

No.3胃内異物による慢性胃腸炎

胃内異物による慢性胃腸炎 症状:慢性の間欠的な嘔吐。

内視鏡検査で磁石が胃内に存在したため取り出しました。磁石はかなり酸化がすすんでおり、オーナーさんの話では、数ヶ月前に飲み込んだ可能性があるとのことでした。通常レントゲン検査で映るはずですが、この磁石は酸化がすすんでいたためか、レントゲンでは確認がされず。内視鏡検査まで数週間かかりました。粘膜のバイオプシー検査では、悪性所見は認められませんでしたが、異物を除去していからも、慢性の胃腸炎は改善されず、蛋白喪失性の胃腸炎へと移行し、現在は、食事制限(アレルゲンの除去されたフード)により、症状を緩和させています。
葛飾区柴又のだいき動物病院 画像013